最近に限ったことではありませんが、かつて成功を収めてきた企業や団体の不祥事が世間の明るみに出て、急速に力を失っているケースが多いと感じています。

明るみに出ている不祥事の内容を見ると、傍観者である私たちからは自業自得にしか見えないことなのですが、誰しも成功や栄光の陰で、自己満足や慢心、業務への慣れといった中で、知らず知らずのうちに足を踏み外しがちなのかもしれません。

振り返ってみると、私が入社して初めてクライアントに経理アウトソーシングという業務を提供することになった頃、（自分がクライアントに役立つことができるだろうか、他の人に迷惑をかけずに業務を遂行できるだろうか）と不安に思いながらも、最善を尽くすことだけを心掛けていました。あれから4年の経験を重ねて、多少なりとも経理アウトソーシングという業務にもクライアントとの対応にも慣れてきたかなと思う自分がいます。 その一方で、果たして自分は初心を忘れていないだろうか、どこか慢心や油断が生まれ、最善を尽くしていない自分がいるのではないだろうか。

会社も私もまだまだ成長段階で、「成功を収めた」というには道半ばなのですが、誠実に謙虚に、クライアントのために最善を尽くす、という姿勢を常に追求していかなければ、と改めて感じさせられました。

今朝、仕事に向かう途中でいつの間にかイヤホンを落とした私は、まだまだ気が緩んでいるのかもしれません。 オンオフをはっきり分けて、仕事に向かう時から気持ちを引き締めて真剣に仕事に取り組みます。

小林 / 三木Team