H2Rコンサルティング株式会社（弊社）では、作業の効率化等を図るため、Excelなどの表計算ソフトや、会計ソフト、その他様々な研修を積極的に取り入れています。その研修の中で、現在、私はRPAの研修を受けております。RPAをすでにご存じかと思いますが、簡単にご説明します。

　RPAはRobotic Process Automationの略でロボットによる作業の自動化が可能なソフトウェア技術になります。データの転記や請求書の作成など、一定の規則に基づき繰り返し行われるような作業をロボットに指示し、自動で行わせることができます。そのような作業を人間が行うよりも正確に早く行うことができるため、最近ではRPAを取り入れている企業も多いようです。

　株式会社MM総研が発表している資料によると、年商50億円以上の大・中規模企業では45％、年商50億円未満の中・小規模企業では12％の導入率(2022年10月時点)となっていますが、今後も導入は拡大傾向にあるとの予測を示しております。

　弊社内でも一部の業務でRPAを導入しておりますが、アウトソーシング事業部での導入事例はあまり多くないため、今回の研修を通じて、実務でRPAを導入できるかどうかのテストを行いたいと考えました。私自身いくつかの業務に携わっていますが、その業務の中で、社内で作業に関する情報の入手・加工が可能、比較的定型的な作業、作業量が多く自動化による作業時間の圧縮が見込まれる作業、をピックアップし、かつ、現在の研修内容を生かすことができる作業で検討したところ、請求書発行とそれに付随する作業をRPAによる自動化のテストケースに選びました。

　RPAの研修ではUiPathというソフトを使用し、ロボットへの指示を作成していきます。Excelを開き、フィルターをかけることはできたのですが、フィルターをかけて抽出したデータを他のブックに貼り付けることができない、、、など悪戦苦闘しながらも、実用化に向け試行錯誤を繰り返し、日々奮闘中しています。

現在、研修を受けながら作業を進めていますので、テストが完了しましたら、またご報告いたします。

～後編に続く～

引用：
「RPA活用有無がビジネスプロセス自動化に格差を生む」株式会社MM総研Websiteより

大嶋 Team