経理財務アウトソーシング
税理士を目指す経理人材に、左テンキーを勧めたい話 いわんや経理アウトソーシングの現場にも
1. 経理アウトソーシングの現場には、税理士試験に挑戦している人がいる
私たちは経理アウトソーシングの会社なので
日々の業務の中で「経理を仕事にしている人」ばかりが集まっています。
- その中には将来、税理士を目指している人
- すでに試験勉強を始めている人
- まだ先だけど、いずれは…と考えている人
この様に日中は普通に仕事をしていながら、税理士試験に挑戦している方は
- 日中:業務
- 夜や休日:勉強
という生活になることがほとんどです。
そうなると問題になるのが、「知識」よりも「身体」です。
長時間のデスクワークに加えて、帰宅後や休日も机に向かう。
この生活で、肩や首がつらくならない人は、正直いないのではないでしょうか。
2. 税理士受験あるある:「電卓は右か左か」問題
税理士試験の話題の中で、「電卓って、右に置く派?左に置く派?」という話題を耳にする事があります。
私からすれば慣れている方でよさそうですが、受験生界隈では意外と語られているテーマのようです。
ネットで少し検索してみると、
- 受験期は「左に置いた方がいい」という記事が目立つ
- 一方で、税理士実務の話になると「最終的にはどっちでもいい」という意見も多い
のように、受験期と合格後で温度差のある状況が見えてきます。
こう聞くと、普段右手で電卓を使っている人の場合は、
税理士試験のために試験その物の勉強時間を割いて左電卓の練習をするのが合理的かと言うと、賛否両論あるのが分かります。
3. 税理士試験×経理業務×肩こり=左手テンキーという提案
税理士試験で「左電卓」が勧められる理由として、よく言われているのは、
- ペンを持ち替えずに作業できる
- 両手を分業できて効率が良い
といった点です。
ここで私は、この話を「受験テクニック」で終わらせずに、
税理士試験に挑戦している経理人材の実務と身体の話にも絡めての提案をしたいとおもいます。
それは、経理業務をしている方であれば電卓よりも使っている「テンキー」を左側に置くと言う選択です。
4. 経理業務で左テンキーを勧めたい理由
① 左電卓の練習になる
左手で数字を入力する、という感覚は左電卓と左テンキーでほぼ共通です。
受験のために左電卓を練習し、実務では右テンキー、だとフォームが分断されますし、
つい、「右手の方が楽なんだよなぁ」と言う思いになってしまいます。
それに、夜や休日の勉強時間に左電卓の練習をするよりも、
日中の経理業務の時間を左電卓の練習時間にしてしまう方が効率的です。
② マウスとテンキーの持ち替えが減る
経理業務では、マウス操作⇔テンキー入力を何度も行き来しながら、入力位置の選択と数値入力を繰り返します
この際に右側にテンキーがあると、当然、右手がマウスとテンキーを行ったり来たりします。
しかし、左テンキーにすると、右手:マウス、左手:入力と役割が固定され、
テンキーの位置がちょっとズレたり、マウスが思ったより遠くにあった、
等の小さな持ち替えのストレスが減ります。
税理士試験で「左電卓」が勧められる理由と同様の理由と言えるでしょう。
③ 右肩を伸ばす姿勢が減り、肩こり対策になる
右側テンキーは、無意識のうちに手を伸ばす姿勢になりがちです。
この「伸びる姿勢」が、積み重なると肩にきます。
そして、肩にくれば腰にもきます。
ノートパソコンあるいはキーボードを中心に、左右バランスよく入力機器を置くことで、
身体が正面を向きやすくなり、結果的に肩こりが軽くなるケースもあります。
作業効率やスピードというより、疲れにくさの差が出るポイントです。
マウスが動くスペースを確保するために遠いところにテンキーがあります。
これではテンキーを使うために近くに寄せるか腕を伸ばしたまま入力する事になります。
この配置ならば左手をそっと添えるだけで数字入力が可能です
EX. 入力機器に投資できる方へ:左マクロパッドという選択肢
税理士試験は関係なく、経理業務の方へ一段踏み込んだ話もあります。
入力機器にある程度コストをかけられる方であれば、単機能のテンキーではなく、
左手用のマクロパッドという選択肢があります。
マクロパッドであれば、ご自身の好きな様にキーマッピングを作成して
- 数字入力(テンキー)
- コピー/カット/ペースト
- Tab や Enter などの確定操作
- F2 や F4 などの頻出 F キー
を一つのデバイスにまとめられます。
この配置にすると、
- 右手はずっとマウス
- 左手はずっと入力と操作
という状態が作れます。
こうなれば、キーボードに手を戻すのはメールを書く時か新しい関数を書く時ぐらいなので、
肩や腰に良い姿勢のまま作業を進める事が出来ます。
左手のマクロパッドに欲しい物が全て入っているので、この肩肘がリラックスした姿勢のままほとんどの作業を進める事ができます。
環境づくりは「楽をする」ではなく「長く続ける」ためのもの
左電卓、左テンキー、左マクロパッド。
どれも「絶対にこうすべき」という話ではありません、
ただ、
- 働きながら勉強する
- 長時間デスクワークが続く
- 経理を仕事として長く続けたい
そう考える人にとって、入力環境を見直すことは立派なキャリア設計の一部です。
速くするためだけではなく、疲れにくく、続けやすくするため。
そんな視点で、一度デスク周りを見直してみるのはいかがでしょうか。
小林 Team
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