経理業務の効率化とシステム連携
近年、業務のシステム化が進み様々なツールを使用することが増えてきました。
販売管理、在庫管理、物流、会計など、それぞれの業務に合わせてシステムを導入している企業は少なくないようで、それぞれがその業務に特化したものであるため業務効率化にとても役立っている、という企業も多いのではないでしょうか。
しかし、データの転記や確認作業が発生し、ここを効率化できないかと感じる場面もあるのではないでしょうか。
ではなぜ、それぞれの業務に特化したシステムの導入が進んでいるのでしょうか。
これは決して珍しいことではなく、各部門の業務効率化を目的として段階的にシステム化を進めてきた結果であるようです。
また、日本独自の商習慣(請求書払いや締め日管理、消費税など)への対応が必要なため、業務に特化したシステムが発展しやすく、結果として複数のシステムを利用することが一般的になっている、といった背景もあるようです。
一方で近年はクラウドサービスの普及により、業務全体の効率化を目的としてシステム同士を連携させる考え方が広がっています。
システムを連携させるとどのような効果が生まれるのでしょうか。
会計システムを単独で使用するのではなく、販売管理や在庫管理、物流システムなどと連携したとします。
例えば商品が売れた場合、
- 販売データが登録される
- 在庫数が更新される
- 出荷指示が送られる
- 売上情報が会計システムへ反映される
といった流れが自動で処理されます。
そのため、後から会計システムへ取り込んだりする手間を減らすことができます。
また、経営状況をリアルタイムで把握できることにもなり、売上や在庫の状況をすぐに確認できれば経営判断のスピード向上にもつながります。
これからは「新しい会計システムはどういった機能があるのか」という視点だけではなく、「今使っているシステム同士をどうつなげるか」という視点も重要になってくるのではないでしょうか。
もし日々の業務の中でデータ入力や転記作業、確認作業に多くの時間を使っているのであれば、一度「システム連携」という視点から業務を見直してみるのもよいかもしれません。
高橋 Team
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