AIと経理
AIの進化には、目を見張るものがあります。
先日、小学生の娘から「塾の先生が算数の答えを配り忘れたので、分からない問題を解いて教えてほしい」と頼まれました。
年々、娘はお父さんに対して素っ気なくなります。
一方で算数については、答えを見ないでいい感じにヒントを出せる父として娘から頼られています(と勝手に思っています)。
大問の中に小問が4つあり、3つ目までは順調に解けました。ところが、最後の1問でつまずき、気まずい空気が流れます…
仕方ないので問題を写真に撮り、ChatGPTに助けを求めると、スラスラと解いていきます。しかも複数の解き方まで見せてくれるという気遣いぶり。
娘との気まずさからは解放されたのですが、ふと思ったことがあります。
AIに仕事を奪われるというのは、こういうことか!!!
娘へ算数を教えるというコミュニケーションの機会を、AIに奪われてしまう可能性があるのです…
いや、まだまだ「いい感じにヒントを出す」というヒューマンスキルは負けない!!!
一方で、娘のお気に入りのキャラクターのAI先生が、娘の理解度や性格を学習し、もっといい感じにヒントを出し始める未来も、近いのかもしれません。
「AI先生の方がいい感じにヒントをくれるし~お父さんみたいに嫌味を言わないし~」そんな近未来の会話が聞こえてきそうです。
改めて、この数年のAIの進化には、目を見張るものがあります。
例えばOCRという技術があります。書類の文字をデジタル化し、テキストデータに変換する技術です。
私は数年前、AI開発を行う会社で経理責任者をしていました。
当時は、大企業から予算を確保し、優秀な研究者やエンジニアが開発を進め、識字率が何%だの、パラメータをいじったら改善しただの、まだ一部の人だけが使えるコストのかかる技術でした。
数年たって、会計ソフトやスマホアプリに実装されて、誰でも使える時代が来ました。
再び娘の話です。作文のコツを教える機会がありました。
小学生の作文のコツ、正直よく分かりません…
一方、世の中には、塾講師のYouTube、教育系ブログ、市販の参考書、塾のテキストなど、いろいろなコンテンツがあふれています。
そこで、まず市販の参考書や塾のテキストをGoogleレンズのOCRでデジタル化。さらにYouTubeやブログのリンクと一緒にGoogleのNotebookLMへ投入。
週末に数時間作業しただけで、複数の情報源を整理し、出典リンク付きで回答してくれる作文のコツ勉強チャットボットのできあがりです。
これだけのことが、ほぼコストをかけずに簡単に実現できる時代。本当に驚きです。
それでは、AI先生よろしくお願いします。
そして、また思うのです。
AIに仕事を奪われるというのは、こういうことか!!!
AIと経理について書こうとしていたのに、すっかりAIと娘の話になってしまいました。
ただ、経理の現場にも同じようなことが起き始めていると感じます。
クラウド会計とAIエージェントを組み合わせた、AI経理のような方法が出始めました。 AI経理とうまく協業できれば、経理のアウトプットの量と質が飛躍的に向上するはずです。AIを脅威ではなく、チャンスとして受け入れ、この変化のスピードについていくことが重要だと感じています。
三木 Team
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