経理財務アウトソーシング

帳簿だけじゃない!会計ソフトの進化
会計ソフトといえば、今では沢山の種類がありますよね。私自身がこれまで業務で使用したことがある会計ソフトでも、MJS(ミロク)、弥生会計、マネーフォワード、奉行クラウドなど、多岐にわたります。昔は、仕訳を1つひとつ手入力するのが当たり前でしたが、最近の会計ソフトは、そのような手間をかけずとも、大半の仕訳を完了することができます。 今回は、実際にこれらのソフトを使ってみて「これは便利!」と感じた機能について、4つご紹介していきます。
- 銀行の入出金明細やクレジットカード明細との自動連携
- Excelから仕訳や勘定科目の取り込み
- 消費税の申告書・集計表まで作成可能
- 「紙証憑の自動記帳サービス」との連携
①銀行の入出金明細やクレジットカード明細との自動連携
クラウド系の会計ソフトなら、ネット上で情報がとれる銀行やクレジットカードの情報は、会計ソフトと連携させることで、仕訳データを自動で取り込むことができます!最初は、取引毎に勘定科目を手動で指定する必要がありますが、一度登録すれば、ソフトが内容を学習してくれるので、次回以降は自動で勘定科目を入力してくれるようになります。
さらに、Amazonや楽天市場などの購入明細とも連携できたりするので、スムーズに経理処理できて便利です!
②Excelから仕訳や勘定科目の取り込み
殆どの会計ソフトは、Excelやcsv形式で仕訳や勘定科目を取り込むことができます。例えば、現金出納帳をExcel形式で作成している場合、会計ソフトが対応しているフォーマットに変換することで、データをスムーズに取り込み、仕訳を自動で作成することが可能です。これにより、入力ミスの防止や作業時間の短縮が期待できます!
また、会計ソフトの乗り換え(移行)作業も、Excel等のエクスポート機能とインポート機能を使えば非常にスムーズです。現在使用中のソフトから勘定科目(補助科目を含む)や仕訳データをエクスポートし、それを移行先のソフトの形式に合わせて取り込むことで、一から再登録する手間が省くことができます!
③消費税の申告書・集計表まで作成可能
決算時に欠かせない消費税の申告書作成も、会計ソフトなら自動で対応してくれます。あらかじめ入力した会計データ情報と、中間納付した消費税の金額で、申告書の作成が可能になります。さらに、消費税の集計表も自動で作成されるため、税理士への提出資料としても非常に便利です!
④「紙証憑の自動記帳サービス」との連携
領収書や請求書をスキャンするだけで仕訳データを作成してくれるサービスがあります。このサービスは、領収書や請求書をスキャンすると領収書の画像が添付された仕訳を作成してくれます。会計データを確認する際に、「この仕訳って何の領収書だっけ?」と探し回る必要がなくなるのは大きなメリットです!
私が使っているのは「STREAMED(ストリームド)」というサービスで、マネーフォワードだとそのまま会計ソフトに連携することができますが、それ以外の会計ソフトにも仕訳データをインポートすることは可能です。社内ではJDLやフリーでも同様のサービスを利用することができます!
これまで紹介してきたように、会計ソフトは単なる仕訳入力のツールではなく、業務効率を大幅に向上させる「業務改善ツール」へと進化しています。うまく活用すれば、手間のかかる作業を減らし、ミスも防ぐことができます!
会計業務は「とにかく時間がかかる」「ミスが怖い」と感じている方こそ、今お使いのソフトの機能をもう一度見直してみることをおすすめします。知らないうちに、あなたの業務にフィットする便利な機能が追加されているかもしれません。
日々の業務に少しでも“ラク”と“正確さ”を取り入れるために、会計ソフトの力をもっと引き出していきたいですね!
小林 Team
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